Pythonには辞書というものがあります。いわゆるdict型というものなのですが、複数のデータをまとめて記録できる型です。
リストとは、データにはキーを紐づけることができる点が大きく違います。つまり全く違う種類のデータを1つの辞書で管理できるようになるのです。
Pythonの辞書の書き方とは
辞書は、全体を{}で囲んで、その中にキーと内容の組み合わせをコロンで区切りながら書いていきます。
辞書の書き方例
book = {"shimei":"竹内","price":5000,"atari":True}
print(book["shimei"])
print(book["price"])
辞書からデータを取り出すには、角かっこのなかにキーを書いて取り出します。リストでは添字で指定しましたが、辞書ではキーで指定すると覚えましょう!
上記の例では
竹内
5000
と表示されれば成功です。
リストの中に辞書を登場させよう!
リスト内に辞書を使うことで、複数の辞書をまとめて管理でき、添字とキーで好きなものを取り出せます。
リストやインデックス(添字)については、リストを使った繰り返し処理で説明しています。
リスト中で辞書を使う例
book =[
{"shimei":"高橋さん","price":5000,"atarri":True},{"shimei":"安田","price":2000,"atari":False}
]
print(book[1]["shimei"])
print(book[1]["price"])
リストの中で使った辞書から特定のものを取り出すには、
変数 [リストの添字] [辞書のキー]
という順番で[角かっこ]で囲んで書くと取り出せます。