Javascriptって聞いたこと、ありますか?Javascriptはプログラミング言語の一種で、インターネットをみる画面(ブラウザ)で使えます。
Node.jp(ノードジェイエス)という技術を組み合わせて使うこともでき、webブラウザ以外にも
- Webアプリ
- デスクトップアプリ
- スマホアプリ
などの開発にも使われています。どの端末や環境でも動くアプリを作りたいときに重宝する言語です。ここではJavascriptの基本をプログラミング初心者にもわかりやすく説明します。
プログラミング言語Javascriptについて
世の中にあるプログラミング言語の中でも、Javascriptはシンプルでわかりやすいという方も多い言語です。ただ注意点としては、プログラミングの世界が日進月歩であるように、Javascript自体も変化していっています。
Javascriptの正式名称は、ECMA Script(エクマスクリプト)です。2018年の時点ではES5というバージョンで、ES6という新バージョンへの移行が進みつつあります。
今、Javascriptを覚えるならES2015(E6)のバージョンがオススメ
ES2015というJavascriptのバージョンでは、クラスやモジュールなど大掛かりな開発でも使える機能が増えています。そのため複雑な内部処理も開発しやすく主流になりつつあります。よってこれからJavascriptを覚えるならES2015を覚えるのをオススメします。
Javascriptの可能性はNode.jsで広がる。
Javascriptは、Webブラウザ内で動くプログラミング言語です。しかしこのNode.jsを使えば、WEBブラウザ以外でも使うことができます。JavascriptはNode.jsのおかげでデスクトップアプリも開発できるようになるため、ある程度Javascriptを理解できた際には挑戦してみるのがオススメです。
Javascriptの基本とは
変数の命名ルールについて
変数の命名では、半角のアルファベット、数字、アンダースコアの組み合わせで決めます。気をつける点としては、先頭は数字にしないこと、数字だけの名前は禁止であることです。
ok な変数名の例
- haikei123
- name
- my_name
予約語と同じ名前は使えない
breakやelseなど、他の用途で使うことが決まっている文字を「予約語」といいます。この予約語は変数名では使えないため、気をつけましょう。
予約語の例
- break
- import
- var
- new
データの型に注意しよう!
これはPythonなど他のプログラミング言語でも同じですが、Javascriptでもプログラムの「型」に注意しましょう。
たとえば以下のようなプログラムがあったとします。
let seikai = prompt("入力してください");
console.log(seikai + 100);
このプログラム、うまく計算できません。もし1000と入力した場合1000100と表示されます。なぜなら入力された文字は文字列のため、Javascriptが文字列を連結させればいいと勘違いしてしまい、計算してくれないからです。
データには「数値」や「文字列」などいろいろな種類があり、このデータの種類のことを「データの型」といいます。
parseInt関数を使って、データの型を変換しよう!
前の例では、seikaiが文字列、100が数値になってしまっているため、ちゃんと数値として足し算できません。
parseInt関数というのをつかえば、文字列を整数に変換できます。
let seikai = prompt("入力してください");
console.log(parseInt(seikai) + 100);