プログラミングを学習したいけど、途中で挫折してしまわないか不安ではないでしょうか。
独学で学んだり、プログラミング教室で学ぶなど、学習方法もいろいろありますが、プログラミング上達には、
上達できるひとと、上達できない人がいます。
もしあなたが上達できない理由や原因を知れば、そうならないように対策を考えられ、継続的にスキルアップしていけます。
ここでは上達できない方の特徴や原因、解決策を記載しました。これからプログラミングを学びたい方にはきっと参考になるはずです。
作らずに本や動画のみで分かった気になってしまう。
プログラミングが上達しない方に多く見られるのは、本だけは一生懸命読み進むものの、手を動かそうとしないケースです。
事前に知識を蓄えるという行為は一見問題無いように思われますが、プログラミングを修得するためには、言語のルールを覚えると同時に自分のものにする必要があります。本を読むだけでも構文や命令は覚えられますが、習得はできません。
実際に手を動かしてコードを書き、エラーを出してデバッグし完成という工程を、何度も繰り返して初めて習得できます。たとえばプログラミング言語に関する入門書を読むと、序盤は初心者でも理解できるよう短い記述例が掲載されていますから、理解するのは簡単です。
しかし実際は一時的に記憶しているだけで、時間とともに忘れてしまいますから、知識の積み上げができないまま中盤から後半へと進んでしまい、多くは理解できない状況に陥ります。内容が理解できないと退屈に感じますから、入門書にも関わらずその本が難しいと錯覚し、挫折するかもしくは新たな入門書を探すことになってしまいます。
まずは簡単なプログラムを作ってみよう!
解決策は単純で、簡単なプログラムでも問題ありませんから、実際にコーディングすることから始めます。環境構築に手間取る場合は、環境構築無しにすぐに始められるクラウドサービスを利用する方法もあります。
プログラムの作成とデバッグを繰り返せば、知らず知らずのうちに上達していきます。
プログラミングでやりたいことが見つからない
やりたいことが決まっていない場合も、プログラミングが上達するスピードは遅くなってしまいます。
業務上必要に迫られてコーディングするケースは別として、プライベートなど自由度が高い状況では、プログラミングを目指す動機はそれぞれ異なります。やりたいことがハッキリしないまま、安直な理由でプログラミングを始めてしまうと、途中で挫折したり飽きる可能性があります。
作業の自動化や、趣味への活用を考えよう!
解決策としては、あらかじめ作りたいものを明確にしておくことです。特に好きなことに利用できるようなプログラムであれば、途中で飽きること無く続けられますから、困難な場面に遭遇しても挫折する可能性は低くなります。
具体的にはプログラミング以外の趣味に役立つプログラムや、日々の生活を豊かにすることを目標とするのが簡単です。例えばSNSを良く利用する方であれば、TwitterのAPIを利用して他のユーザーのツイートを収集すれば、他者の意見を容易に知ることができます。
毎日パソコンで行っていることがあれば、それらを自動化するプログラムを作成すると空き時間を作ることに繋がりますから、時間の有効活用が可能になります。
何を作るかを明確にすることで、適切な言語や必要なモジュールもハッキリしますから、方向性も自然と見えてきます。
自分の知識のみで解決しようとする
すべてを独学で習得することは、プログラミングの上達にとってはマイナス要因となります。プログラミングは基本的に独学と思われがちですが、すべてを一人で修得してしまう人はむしろ少数派です。
たとえば仕事でプログラミングする場合、不明点で躓いた際にいつまでも個人で調べていると納期に間に合わない可能性が出てきますから、一定時間調べてもわからない時は周囲に聞くのが常識です。
プライベートでプログラミングを習得する場合も、基本的には変わりません。不明点が見つかった時に悩むと理解度は深まるものの、数時間や半日以上悩むことはむしろ時間の無駄です。
上達のため、メンターをみつけよう!
上達スピードを速めるためには、メンターを見つけることが解決策となります。メンターとは助言者や指導者という意味で、質問できる相手のことです。習得している言語に詳しい友人や知人を見つけることが一番の近道ですが、メンターを見つけることもそう簡単ではありません。
代替としてインターネット上の専門サイトを利用する方法や、プログラミングスクールを利用する方法があります。今はプログラミングに関する専門の質問サイトが複数ありますから、登録し質問することで日本中のプログラマーが回答してくれます。
プログラミングスクールは費用が掛かりますが、常時質問に答えてくれる講師がいるスクールを利用すれば、上達スピードを速めることが可能です。
プログラミング学習を挫折せず継続するために一番おすすめの方法とは?
プログラミング仲間をつくるのがおすすめ
プログラミング学習で挫折することなく長く続けるためには、仲間を作ることがおすすめです。
コミュニティーに入り仲間を作ると、躓いた際にお互いがメンターとなることができるほか、モチベーションにもなります。
プログラミング教室に通うのもおすすめ
最も手軽なコミュニティーは、プログラミングスクールの利用です。近年はオンライン教室も増えていますが、仲間づくりという点では通える範囲にあるスクールが選択肢となります。社会人向けのプログラミングスクールはやや高額になりますが、志の高い人が集まりますし顔を合わせるうちに必然的にコミュニティーが形成されますから、特に身構える必要はありません。
勉強会を検索するサイトで勉強会の予定を確認し、積極的に参加するのも良い方法です。定期的な参加は、モチベーションを維持することに繋がります。
ある程度スキルが向上した時点で、サービスを作って利益を得るとモチベーションの向上になり、プログラミング学習継続の励みになります。
具体的にはWebアプリケーション等を作ります。サーバーのレンタル費用やドメイン使用料は必要になりますが、Webアプリケーションを作成し運用できれば自信に繋がりますし、広告を付けるとアクセスが増えるだけで収益となり、モチベーションもさらに上がりますよ。